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続伸し34年ぶりの高値水準
前週の東京市場は続伸しました。日経平均は前の週から739円上昇、一時3万7000円台に乗せ、34年ぶりの高値水準に進んでいます。高値警戒感から前半は上値の重い状況でしたが、3万6000円台割れでは買いが入る底堅い動きで、上方修正を発表したトヨタが大幅に上昇するなど、決算を手掛かりにした個別物色が活発化するなか、8日には内田日銀副総裁のハト派発言をきっかけに傘下のアームが好決算を発表したソフトバンクGや半導体関連株の上昇に牽引され、一気に上値を追いました。
東エレク上方修正で時間外大幅高
週末引け後に決算を発表した東京エレクトロンは通期予想と期末配当を引き上げ、時間外で大幅高に買われています。米国株市場ではハイテク株が高く、15日にアプライド・マテリアルズが決算発表を予定していることから、過熱感を伴いながらも連休明けも半導体関連を中心に強い地合いが続きそうです。引き続き決算を確認しながら成長分野のAIに関与する半導体関連銘柄の買い場を探る考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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