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反落も値上がり銘柄75%占める
週明け19日の東京市場は小幅反落しました。日経平均は16円安です。米国株市場では長期金利上昇を嫌気して主要指数が安く、前週までの急ピッチの上昇の反動で売りが優勢になりました。半導体関連が利益確定売りに押され、円が強含んでいることも輸出セクターへの買いを手控えさせています。ただ、商社や金融などが買い直されたことで、プライム市場の値上がり銘柄数は1245と約75%を占め、TOPIXは上昇して引ける堅調な地合いでした。
サンリオに追撃買い
短期的な過熱感から利益確定売りが上値を抑えましたが、バリュー株が買い直されたことで下値は限られました。先行した銘柄が利食われる一方、出遅れている中小型株にも物色が広がっており、全般基調は強いと見てよさそうす。きょうは好決算発表のあと一呼吸入れ切り返してきたサンリオ<8136>に追撃買いを入れました。21日に予定されている米エヌビディアの決算と結果への市場の反応が当面の関心事で、決算を受けて楽観相場が続くのか、織り込み済みとなるのか、また、出遅れている関連銘柄に物色が広がるのかその後の展開に備えたい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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