目次
米株安受け大幅反落
3日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は387円安です。FRBによる早期利下げ期待が後退、米長期金利が急上昇したことから、米国株市場でダウが400ドル近い下げになった流れを受け、リスク回避の売りが優勢でした。下値では買いが入り下げ渋りましたが、原油や金価格の上昇もインフレへの警戒感を強め、一時下げ幅を600円超に広げています。ただ、個別には値ごろ感から買われる銘柄も多く、プライム市場の騰落銘柄数は値上がり807に対して値下がり791と拮抗しました。
直近安値3万8271円下回らず切り返せるか
日経平均は25日線を割り込み、一段安が警戒される状況で、3月中旬につけた直近安値3万8271円下回ることなく切り返せるかが当面のポイントです。週末の米雇用統計を通過するまでは不安定な状況が続きそうでが、プライム市場は値上がり銘柄がわずかながらも値下がり銘柄を上回るなど、押し目買い意欲が萎えたわけではなく、全般底入れを待って直近高値銘柄でリバウンドを狙いたいと考えています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント