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週末急落し週間でも反落
前週の東京市場は小幅に反落しました。日経平均は前の週から141円下落しています。ダウの4万ドル大台乗せやエヌビディアのの予想を上回る好決算を受け、大幅高で3万9000円台を回復する場面がありましたが、インフレ懸念の再燃で、23日の米国株市場でダウが600ドルを超える今年最大の下げになったことを嫌気、週末は一時700円を超える急落になり週間でも下落しました。週足は上髭陰線を引き上値の重い印象を残しています。
米金利と米国株に反応しながら方向感欠く展開
週明けは31日の4月個人所得・個人支出など米経済指標やFRB高官の発言を受けた米長期金利と米国株の動向に神経質に反応しながら方向感を欠く展開になりそうです。前週はチェックした好決算銘柄のなかから半導体・AI関連を狙っていきましたが、エヌビディアの好決算による波及効果は米利下げ観測の後退に減殺されてしまいました。特にグロース市場の状況は厳しく、米長期金利動向を確認しながら慎重に対処したいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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