全般方向定まらず強い銘柄を個別に倣う【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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米ハイテク株高と円安受け反発

9日の東京市場は反発しました。日経平均は340円高です。米国株市場ではAI半導体の好材料が出たエヌビディアを中心にハイテク株が買われ主要指数が上昇、ドル円が148円台前半の円安に振れたことから買いが優勢でした。朝方に500円超上昇したあとは上海株が反落に転じたこともあって、前引けにかけ上げ幅を縮めましたが、後場は盛り返しています。ただ、指数採用の値嵩株主導の上昇でプライム市場の値上がり銘柄数は886と5割強にとどまりました。

アドテストとHOYAが最高値

米ハイテク株高を受け半導体関連株に買いが広がっており、推奨銘柄ではアドテスト<6857>が大幅に続伸し実質最高値更新、HOYA<7741>も最高値です。きょうは高値圏で動きが鈍った日本製鋼<5631>を利益確定するとともに、アドテストも一部利益確定、一方でオラクル<4716>に追撃買い、イビデン<4062>に打診買いを入れ、富士通<6702>買い直しました。米国では消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)など重要経済指標の発表が控え、中東情勢や国内では総選挙の見極めが難しく、全般は方向感の定まらない展開が続いています。引き続き、ドル円の動きを確認しながら、需給整理一巡から出直ってくる半導体関連を中心に強い銘柄を個別に狙う方針です。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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