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朝安のあと買戻しに3日ぶり反発
28日午前の東京市場は3日ぶり反発、日経平均は160円高です。前日の米国株市場では主要指数が下落、一時150円台まで急速に円高が進んだことから、売り先行で3万8000円を割り込んで始まりました。ただ、ドル円が151円台と円高が一服、海外報道で米国による対中規制強化への過度な懸念が後退したことから半導体関連の一角や自動車など輸出株が買い戻され、上昇に転じています。前引け山海のプライム市場の値上がり値上がり銘柄数は1139と約7割を占めました。
配当再投資への期待から予想以上に底堅い
日経平均は3万8000円の攻防で、配当再投資への期待から予想以上に底堅いイメージです。突っ込み警戒感から半導体関連の一角が急反発に転じたことが、下値不安を和らげています。ただ、アドテスト<6857>やフジクラ<5803>、IHI<7013>など高値圏にあるAI半導体や防衛関連などの主力株はまだ下げ止まっておらず、前場は売り買いとも手控えました。これら主力株の後場の値動きを確認しながら、ナンピンのタイミングを計りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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