正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

後場から上げ幅広げる

 31日前の東京市場は3日ぶりに反発しました。日経平均は183円高です。前日のNY株が急反発した流れを受け、短期的な突っ込み警戒感から買戻しが優勢になりました。手がかり難で戻り売りに上値は重く、前場は2万2100円台の狭いレンジでもみ合っていましたが、下値不安が薄らいだことから、後場からはじり高歩調となり、一時上げ幅を200円超に広げました。

あすは下値固めの動き

 このところの下げから戻りの鈍さは否めませんが、MSCIリバランスを通過したことから、月替わりとなるあすからの相場に期待をつなぐかたちにはなったでしょう。13週線(2万2000円)を下値サポートに、まずは5日線(2万2250円近辺)や26週線(2万2350円近辺)回復から25日線(2万3500円近辺)をうかがう値固めの動きを期待したいところです。

資生堂も切り返し新値

 もっとも、1日夜に米雇用統計の発表を控え、12日の米朝首脳会談開催に向けた動きへの警戒も解けず、積極的な買いポジションは取りづらいことも否めません。主力株の上値は重く、この日も当コーナーで注目株に取り上げている東海カーボン(5301)が連日で最高値を更新するなど、強い銘柄に資金が集中する傾向が強まりましたが、資生堂(4911)も切り返し新値をとっており、好業績株への物色の広がりに期待したいところです。

より強い銘柄に資金シフト

 ピックアップ銘柄では東海カーボンに続き、ソウルドアウト(6553)が買い進まれ、再び最高値をうかがう動きで、シスメックス(6869)も下げ渋りました。短期値幅取り候補も上昇基調をキープしている前日の逆行高銘柄から10数銘柄をピックアップしましたが、8割方が上値を追っており、あすも値動きを見ながら、より強い銘柄に資金をシフトしていきたいと考えています。

花咲 翁

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