目次
通商問題への警戒感和らぐも小幅安
16日の東京市場は小幅に続落しました。日経平均は12円安です。NY株安や円高を受け、朝方は330円超に下げ幅を広げる場面がありましたが、中国商務次官が貿易交渉のために訪米するとのニュースが短期筋の買戻しを誘発し、前引けにかけプラスに浮上しました。もっとも、米中交渉は読みづらく、方向感が出たわけではありませんので、後場に入ると膠着感が強まり、小幅ながら安く引けています。
売り圧力強く特に中小型が弱い
東証1部の売買代金は概算で2兆5867億に膨らみましたが、依然水準は低く、先物主導のインデックス売買に荒い値動きになりました。業種別には銀行や証券株が高かったものの、33業種中29業種が下げ、東証1部の値下がり銘柄数は1673と約8割を占める売り圧力の強い地合いです。特に中小型株が弱く、マザーズ指数は続落し、連日で年初来安値を更新しました。
動意銘柄に打診買い
あすは週末要因もあって商いは膨らみづらく、引き続き、外部環境を横目で睨みながら材料の出た銘柄の個別物色にとどまりそうですが、一方で夏休み休暇明けで市場参加者が戻ってくる週明けをにらみ、好業績銘柄の押し目買いも意識されるでしょう。ダイキン(6367)、ゼンリン(9474)、ジャムコ(7408)など注目銘柄に変更はありません。動意を見せるようなら打診買いを入れたいと考えており、短期値幅取り候補も引き続き上振れ期待の好業績株で、動きが良くなってきた銘柄を取り上げていく方針です。
花咲 翁


コメント