転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

貿易交渉伝わり下げ幅縮小

昨日の東京株式市場は乱高下しました。朝方は一時333円安の2万1871円まで下落し、今週月曜日の安値にあと20円まで迫りました。一方、TOPIXは1667ポイント安まで売られて月曜日の安値を割り込みました。10時半過ぎに、中国商務省次官が8月後半に貿易交渉で訪米するというニュースが流れました。米国は中国・イラン・ロシア・トルコなどと喧嘩していますが、風呂敷を広げすぎた感があるところに貿易赤字の最大国から軟化(?)の動きが出てきたことを好感し、株式市場は急速に下げ幅を縮小する動きとなりました。

戻り売り圧力感じる一日

日経平均は一気にプラス転換し、前日比36円高の2万2240円まで上昇。しかし、TOPIXはプラス転換には至りませんでした。日足ローソク足は両指数ともに陽線形成となりましたが、戻り売り圧力を強く感じる一日でした。TOPIXの日足・一目均衡表では遅行スパンが日々線を割り込んできました。日経平均は日々線を上回っておりますが、来週月曜日から日々線は7月12日~18日の急騰時に遭遇するため、割り込みは避けられないと思われます。

戻り売り対処が最善

長期の月足のチャートを見ていると、TOPIXの12カ月線の上昇が止まりそうになってきました。24カ月線が現在1637ポイントに位置しておりますが、目前に迫ってきており、ここを割り込んだ場合は長期の低迷相場を想定せねばなりません。戻り売り対処を徹底することが最善ではないかと考えます。

日々勇太朗




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