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小幅に続伸
27日の東京市場は小幅に続伸しました。日経平均は23円高です。前日の米国株式は反落したものの、時間外の米株価指数先物が高く、為替が1ドル105円80銭台で落ち着いていることから買いが優勢でした。戻り待ちの売りに下げに転じる場面はありましたが、海外ヘッジファンドと見られる先物へのショートカバーが入り、下値を支えました。
期資金の動き鈍る
もっとも、東証1部売買代金は概算で1兆6159億円と11日連続で2兆円を割り込むなど、閑散商状が続くなか、日中値幅は80円弱と小動きに終始しています。短期資金の動きも鈍っており、個別に通信やゲーム関連の一角がにぎわいましたが、高値圏にあった材料株のなかに値を崩す銘柄が増えており、マザーズ指数やジャスダック平均、2部指数もマイナスで引けました。
バンクオブイノベなどに打診買い
まずは利益を確保することが第一と考え、前場はマーケットエンタ(3135)やピーシーエ(9629)を利益確定、アンジェス(4563)は損失拡大を避けるためロスカットするなど、推奨銘柄の大半を手じまいました。ただ、全般底堅く推移する限り、材料株や好需給銘柄の個別物色は続くと見ており、手間いらず(2477)を買い直し、バンクオブイノベ(4393)やステムリム(4599)に打診買いを入れるなど、強い銘柄に絞り込んで仕切り直しています。値動きの鈍った銘柄はショートでも狙っていきたい考えです。
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