全般底上げ続く【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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高寄りのあと上げ幅拡大

 5日午前の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は436円高で、約1カ月ぶりに2万1000円台を回復しています。香港政府が逃亡犯条例改正案を正式撤回し、英国のEU合意なき離脱がひとまず回避されたことから前日の米国株が反発、さらに、米中貿易協議再開報道を受けた時間外の米株価指数先物高や上海株の上昇を追い風に高寄りのあとも上げ幅を広げました。

テクニカルは急好転

 主力株を中心に買いが広がり、東証1部の9割以上が値上がりするほぼ全面高の展開で、売買代金は概算で2兆4800億円と久々に2兆円大台に乗せました。センチメントが弱気に傾いていたところへ外部環境に改善の兆しが見えたことで、買戻しを急ぐ動きが上げ幅を広げたようです。米中摩擦などいずれの問題も解決したわけではなく楽観はできませんが、テクニカルは急好転しており、全般底上げが続くでしょう。

明和産は切り返し待ち

 きょうは主力株中心の展開で、中小型株主体の推奨銘柄には大きな動きはありませんでしたが、明豊ファ(1717)やNRI(4307)などおおむね堅調に推移しました。明和産(8103)は利食い売りに反落しましたが、9月中間期末44円配当の権利取り方針で、切り返しを確認すれば追撃買いで対処する考えです。一方、ショートは一旦ポジションを閉じる方向で動いており、あす以降は出遅れ銘柄を含めて銘柄をピックアップしていくつもりです。

株式情報と相場見通し

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