反発し高値引け
23日の東京市場は4日ぶりに反発しました。日経平均は291円高です。前日まで3日続落していたことから、欧米株の上昇や原油価格の下げ止まりを受け、買戻しが優勢でした。新型コロナウイルス国内感染拡大への警戒感が強く、戻り待ちの売りに伸び悩む場面もありましたが、午後に入ると時間外の米株価指数先物が上昇に転じたことから、ジリ高歩調となりきょうの高値で引けています。
1万9000円下値に底堅い
東証1部の売買代金は概算で1兆8927億円にとどまり、インデックス主体の動きながら、日経平均は1万9000円を下値に切り返す底堅い展開でした。決算発表を前にした下方修正についてもアク抜け感から買われる銘柄が多いこともポジティブです。マザーズ指数は3%を超える上昇で、中小型株に値を飛ばす銘柄が目立っており、利食いに押されている銘柄ももう一回転狙えると見ています。
切り返すタイミングを狙う
推奨銘柄ではチームスピ(4397)が大幅続伸、メドレー(4480)が急反発に転じたほか、丸和運輸(9090)やアンジェス(4563)もしっかりです。きょうはフリー(4478)やメドレー、アスクル(2678)など高値圏にある過半の銘柄の利益を確定しましたが、引き続き中小型材料株に割り切って対処する方針で、押し目を入れている銘柄の下げ止まりから切り返すタイミングを狙いたいと思います。
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