深い追いせずに利食いを優先【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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急反発し戻り高値

25日の東京市場は急反発しました。日経平均は353円高でコロナショック後の戻り高値を更新しています。首都圏や北海道などでも緊急事態宣言解除される方向で、第2次補正予算案の事業規模が100兆円超で調整と報じられたことからも買いが優勢でした。2万700円台に乗せると、いったん伸び悩みましたが、その後は締まり、きょうの高値で引けています。

中小型株への資金流入加速

インデックス主導の動きながら、空運や不動産など売り込まれていたセクターや銘柄に買いが広がり、東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1857と全体の85%を占めました。マザーズ指数も3.5%高と大幅に上昇するなど、中小型材料株物色も活発です。東証1部の売買代金が概算で1兆7371億円にとどまるなか、個人を中心にした短期資金の流入が加速しました。

チエルがストップ高

推奨銘柄ではチエル(3933)がストップ高、システムサポ(4396)やJTOWER(4485)も大幅高です。きょうはチェンジ(3962)の利益を確定する一方、WTI原油(1671)やメドレー(4480)、ウィルズ(4482)に追撃買いを入れました。ただ、中小型株物色も過熱感が漂いつつあります。相場は最終局面が最も値幅が出ることから、引き続き動きのいい銘柄で値幅を狙う考えですが、深い追いせずに利食いを優先したい考えです。




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