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続落も下値限られる
8日の東京市場は続落しました。日経平均は176円安です。新型コロナウイルス感染拡大への警戒感から前日の米国株が下落した流れを引き継ぎ、売りが優勢でした。前場は買戻しに一時上げに転じるなど下げ渋っていましたが、後場に入って売り直されています。日経平均は25日線を割り込み、上値の重さが印象に残りましたが、ETF分配金支払いに伴う換金売りが意識されるなかで、下値は限られました。
中小型株の個別物色は活発
一方、マザーズ指数、ジャスダック平均ともに4日続伸しており、バイオ位の一角や有機EL関連など材料の出た銘柄を中心に中小型株の個別物色は活発でした。後場は全般膠着感が強まったことで伸び悩む銘柄も散見されましたが、あすもETF分配金支払いに伴う売りが警戒されることから、インデックスの影響を受けにくい新興銘柄に資金が向かいやすいでしょう。
マクアケが切り返し高値
ただし、先行して人気を集めた銘柄のなかには需給が悪化し、上値を出し切ったと見られるケースもあり、引き続き過熱感なく高値をうかがう強いトレンドで需給が良好な銘柄を狙っていきたいと思います。推奨銘柄はやや伸び悩み気味ながら、マクアケ(4479)が後場切り返し高値を更新、HENNGE(4475)やBBSec(4398)、ブリッジ(7039)も底堅く推移しました。
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