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ハイテク株中心に買い優勢
21日の東京市場は続伸しました。日経平均は166円高です。前日の米株式市場でナスダック指数が大幅高で最高値を更新した流れを引き継ぎ、ハイテク株を中心に買い優勢の展開でした。新型コロナウイルス感染拡大の一方でワクチン開発へ期待が強まり、EUが復興基金設立で合意する見通しとなったことも買い安心感を誘っています。4連休控えで上値の買いは手控えられましたが、後場も強含みで推移しました。
グロース株の切り返しも目立つ
全般堅調で個人投資家の心理も改善しており、中小型株も材料の出た銘柄が大幅高に買われたほか、米ハイテク株高を受け、ウィズ・アフターコロナに位置づけられるグロース株の切り返しも目立ちました。あすは4連休前で注目の米テスラの決算も控え、国内も連休明けから1Q決算発表が本格的に始まることから積極的な売買は手控えられるでしょう。ただ、日銀ETF買いが下値を支え、底堅い展開が続くと見ています。
マクアケの3Qは利益倍増
推奨銘柄では富士通(6702)が大幅高で連日の最高値更新、MCJ(6670)も新値を追い、カプコン(9697)は切り返し5日、25日線を回復しました。ただ、連休控えでポジションを軽くしたいと考え、後場はフロンティアM(7038)の利益を確定しています。また、前場に一旦利益を確定したマクアケ(4479)が引け後に発表した3Q決算は売上高2.3倍、営業利益9.5倍と急拡大、通期予想を上方修正しました。まずは、あすの株価の反応を見守りたいと思います。
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