目標株価を250ドルに引き上げ
6月25日の米株式市場で、人工知能(AI)向け半導体分野で世界をリードするエヌビディアが過去最高値を更新した。 株価は4.3%高の154.31ドルで終えた。一時は154.45ドルを付け、1月7日に付けた最高値(153.13ドル)を上回った。
イスラエルとイランの停戦合意を受けて投資家心理が改善し、ハイテク株に買いが入った。さらに、ループ・キャピタル・マーケッツがエヌビディアの目標株価を175ドルから250ドルに引き上げたことで買い安心感が出た。マイクロソフト、メタ、アルファベット、アマゾンなどがエヌビディアの主要顧客であり、AI関連の設備投資を積極的に続けている。
約90%のアナリストが「買い」推奨
エヌビディアのPER(株価収益率)は31.5倍と、過去10年平均を下回っており、PEGレシオも0.9倍と割安感がある。アナリストの強気評価では約90%のアナリストが「買い」を推奨しており、目標株価を下回っている現状はさらなる上昇余地を示唆している。
重要な技術で実質的に独占
エヌビディアは自社のAIクラウドサービス「DGXクラウド」を急成長させており、これが新たな収益源になるとの見方もある。アナリストは次の生成AI普及の「黄金の波」に突入していると指摘する。企業のAI投資が投資家の予想を上回る速さで伸びており、「エヌビディアは重要な技術において実質的に独占的であり続ける」との見方を示している。
AIの長期的なトレンドは楽観的
AI市場への強気な見通しが改めて広がっている。2030年までに世界のデータセンター市場がおよそ1兆ドル規模になると予想されている。そのうち8000億ドルほどが生成AIやネットワーキング、ストレージインフラ向けだと分析。エヌビディアが主な受益者となるほか、ブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)、マーベル・テクノロジーにも追い風となる。相互関税の一時停止の期限が迫るなどマクロ環境に不確実性が残るなかでも、AIの長期的なトレンドは依然として堅調で楽観的だ。米株式市場でAI株が牽引役となれば、日本株でも同様な動きになるだろう。
潮流銘柄は?
潮流銘柄はジャパンエンジンコーポレーション(6016)、日本ドライケミカル(1909)、カナデン(8081)
岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール
マーケットバンクは1999年12月8日の設立から投資支援システムの開発・販売、金融情報サービス、投資売買助言、運用コンサル等を行っている。
2002年には画期的なペアトレード「ハイブリッドシステム」を開発。NHK番組「経済最前線」で紹介される。
2006年にテクニカル分析システム「マーケットルーラー」を開発。2007年にはテクニカル応用ツール「窓チャートシステム」を開発。2つの投資分析システムは全国の投資ソフト450本の中で共に人気ランキング1位となり、高い評価を得る。また、日経225先物運用システムを開発し、実践に活かしている。
代表の岡山憲史氏は1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて1万人超の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催。ゴールドマン・サックス投信、クレディスイス投信、野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、プロの運用担当者などを含む1万人超の参加者を集めて実施。コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)で、1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に増やすという高成績をあげ、文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2カ月間で1億円の資金を2億1600万円に倍増させ、6位入賞。
2002年 1月 NHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月 TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
2017年 1月 夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
2020年 1月 夕刊フジ「激闘!!株-1(カブワン)グランプリ」で優勝。
2022年 1月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
2024年 3月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
株式市場新聞、週刊ポスト、週刊現代、フライデー、月刊カレント等を執筆。
個人投資家に投資情報や個別銘柄、日経225先物の助言業務を行っている。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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