コロナショックで買いチャンス到来!!【潮流】岡山 憲史

潮流|株式市場新聞
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日経平均やマザーズ指数の下げが著しい

コロナウィルスによる新型肺炎の感染拡大が世界経済に悪影響を及ぼすとの懸念が根強く、世界の株式市場は急落した。日本株の下げもきつい。日経平均やマザーズ指数の下げが著しい。

急落の仕掛けはヘッジファンド

ヘッジファンドが株価指数先物を売っているからだ。マザーズ指数先物にも売りを出している。米株式市場が上昇しても日本の株は上昇しないどころか下落する。なぜなら、米国市場が終了後、日本の取引が始まると、ヘッジファンドは米ダウ先物とGLOBEXナスダック100指数先物に売りを出して下落させる。日本の投資家は今晩の米株が下落するなら買いを控えようとする。そこでヘッジファンドはさらにダウ先物を下落させ不安感を増幅させる。同時に225先物とTOPIX先物に売りを拡大させる。個人投資家は下落圧力に耐えれなくなり売りを出す。

本格的なリスクオフとはなっていない

これが、米株が上昇しても逆に日本株が下落する仕組みだ。一方、為替市場を見ると株価の急落に対してドル/円で円高は限定的だ。本格的なリスクオフとはなっていない。また、新型コロナウイルスは風邪ウィルスの亜株が多少肺炎を起こしたものではないかとも言われている。新型コロナウイルスの致死率3%はインフルエンザ感染者の致死率0.001%に比べて遥かに高いが、今後感染している母数が大きくなって、その数が判明すれば、1%以下になるだろう。実体経済を深刻に悪化させるリセッション・リスクは極めて乏しい。ヘッジファンドが仕掛けた株価調整は買いのチャンスだ。

現在は「サード・オブ・サード」

1月29日は東証1部の騰落レシオが77.8%と、昨年8月13日の74.73%以来の低水準となった。昨年8月というのは、日経平均が2万0110円で底打ちしたタイミングだ。1月30日の日経平均は大幅下落となり、2万3000円割れとなった。この水準で大底を付ける可能性が高い。たとえ目先的な下値模索が続いたとしても、既に株価調整は終盤にあるとみられることから、強気スタンスは維持して良いだろう。エリオット波動によると現在は「サード・オブ・サード」といって、本来最も上振れが期待できる波動位置である。早々に1月に付けた高値2万4115円を上抜くだろう。

潮流銘柄は?

潮流銘柄はYE DIGITAL(2354)、イーソル(4420)、鶴弥(5386)。

2月3日「潮流」3銘柄の解説|岡山 憲史【株式投資テレビ】も併せてご視聴ください。

岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。20年間にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。
また、個人投資家に投資情報や個別銘柄の助言業務を行っている。




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