今週は雇用統計待ち【記者の視点】

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期待値高すぎたエヌビディア決算

8月最終週は27日のエヌビディア決算待ちから週前半は膠着感の強い展開で、エヌビディアの決算が確認されると28日は売り一巡後に戻す展開になり日経平均は300円超高く引けた。
注目されたエヌビディアは先月までの3か月間の決算で売上高は前の年の同じ時期と比べて56%増の467億4300万ドル、日本円でおよそ6兆8900億円、最終利益は59%増の264億2200万ドル、日本円でおよそ3兆8900億円でした。米中対立によって中国向け製品の輸出の先行きが懸念される中、世界的な生成AIの開発競争に支えられ、データセンター向けの半導体の需要が好調で過去最高かつ市場予想を上回る内容だった。ただ、データセンター向けが市場予想を下回ったことやこの好決算は大方織り込まれていたことからエヌビディアは発表直後の時間外取引で下落していた。市場の期待値が高過ぎる故の動きだけに、引き続きAIの成長をテコに半導体含めて関連銘柄が物色されていきそうだ。

週明けは続落でのスタート

週末のニューヨーク市場はPCEコア価格指数の上昇に加えてシカゴ購買部協会景気指数(PMI)やミシガン大消費者マインドが予想以上に悪化したため、景気に悲観的な見方も強まり売りに拍車がかかりダウで92.02ドル安、ナスダックは1.15%下落して引けた。これを受けて225先物のナイトセッションは4万2100円まで下落しており、週明けは続落でのスタートとなりそうだ。9月1日はレーバーデーでニューヨーク市場は休場となることから売り一巡後は膠着状態となる可能性が高い。

ADP雇用統計を重視

今週は9月2日に米8月ISM製造業指数、4日に8月ADP雇用統計、5日に8月雇用統計が発表される。先月はトランプ米大統領が米労働統計局(BLS)のマッケンターファー局長を解任した。同局が最新の雇用統計を25万人以上、下方修正したことが理由としており、今回は新局長のもとでの発表がどう反応するが注視されるが、市場ではADP雇用統計を重視することになりそうだ。日経平均では4万3000円突破には新たな材料が必要。引き続きAi含めてテーマ株の循環物色で値固めの展開だろう。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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