値の荒い動き
4月第1週の東京市場はトランプ大統領による停戦発言期待から1日に日経平均は2675円96銭の大幅高を演じたが2日の10時から始まった演説で「今後、2~3週間は攻撃を強める」との強気発言から急降下、その後は3日に5万3000円台まで戻す動きとなり値の荒い動きとなった。
原油高への警戒は高まる
演説前に100ドルを割っていたWTI原油先物は演説後に110ドル台を超える上昇となっており、原油高への警戒は高まっている。それでも日欧など40カ国以上がホルムズ海峡の通航再開に向けた外相会合を開くなど危機打開へ向けた動きも伝えてられており、ある程度、今回の戦争は織り込まれつつあるようだ。これに加えて3月期末特有の売りが一巡したとの見方がある。ただ、出口が見えない米国・イスラエルとイランの戦争では想定を超える動きがおこる可能性もあるだけに常に慎重な行動が必要だろう。
攻撃停止の期限迫る
今週は6日に米国によるイランのエネルギー施設への攻撃停止の期限となる。米国以外の主要国は生活インフラへの攻撃に関しては国際法違反との見解をしめしているが、屈服しないイランの動きを見てトランプ大統領が実行に移す可能性は否定できない。この他では8日に3月18日開催のFOMC議事録の発表を控える。今回のイラン戦争を受けての内容だけに注目されよう。
主要企業の2月決算発表迫る
一方、国内では9日にファーストリテイリング(9983)、イオン(8267)、10日に良品計画(7453)、安川電機(6506)の2月決算発表が控える。今回の原油高を受けての今期予想が注目されよう。
週末は米マイクロソフトが日本でデータセンターなどに100億ドル(約2兆6000億円)を投資すると発表した。国内でもAIに絡む大型投資が加速化するなかで、やはり指数上昇の鍵を握るのはAI半導体関連だろう。


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