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需給イベント利用した売り仕掛け
昨日の東京株式市場は反落しました。週末のオプションSQや指数連動型ETFの分配金捻出売りといった日本独自の需給イベントを利用した売り仕掛けが行われているものと思われます。
週末までの押し目は買い
日経平均は現在3月、4月、6月高値を通る下値切り下げトレンドラインと、5月、6月安値を通る下値切り上げトレンドラインの中での三角保ち合いを形成。下値サポートラインは現在2万8000円近辺に位置しており、押し目買いポイントに接近してきました。ここを割り込めばサマーラリーを諦めねばなりませんが、今週末までの押し目は買いと見ています。
小型材料株物色は旺盛
東証二部株指数は6日、史上最高値を更新。日経ジャスダック平均も年初来高値圏で推移しています。小型材料株物色は旺盛であり、個人投資家にとっては悪い相場ではありません。
米長期金利低下でナスダック
米長期金利が低下してきており、今週は5週線と26週線がデッドクロスしました。昨年3月の0.403%からインフレ懸念の高まりで今年3月には1.76%まで上昇しましたが、足元では1.350%まで低下してきており、38.2%押しの1.24%ないし半値押しの1.08%を目指しています。そうなると米ナスダック市場が更に吹き上げていくこととなりますので問題はないように思えます。
任天堂は日経平均新規採用の可能性
日本経済新聞社が日経平均の算出要領と銘柄選定基準の一部変更を検討しているとの報から、10月の定期見直しで新規採用の可能性が高い任天堂<7974>の先回り買いを考えてみたいところ。本日にも5日線が25日線にゴールデンクロスすると思われます。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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