注目スケジュール満載も押し目買い【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
目次

続伸スタートも反落

週明け27日の東京株式市場は反落となりました。寄り付きはシカゴ日経225先物が115円安で帰ってきたものの、29円高と続伸スタート。日経平均は一時166円高の3万414円高値まであり、上に残していた日足、週足の窓を埋めました。しかし、窓埋め完了により目先の目標達成感が出たようです。前場は109円高の3万358円で取引を終えましたが、値下がり銘柄が値上がり銘柄を上回りました。

利取りの動きはあるが…

今週は中国恒大集団問題が懸念材料としてくすぶる中、上海市場は国慶節のため10日まで休場です。中国恒大集団が上場する香港市場は10月1日だけの休場ですが、国慶節中に当局が動くのかどうか。本日は9月末権利付き最終売買日であり権利取りの動きはあるでしょうが、29日には自民党総裁選投開票が取引時間中(13:00)に行われ、30日の中国製造業、非製造業PMI、1日には日銀短観の公表と米9月のISM製造業景況指数など注目スケジュールが予定されています。

経済対策期待で株高期待

中でも自民党総裁の椅子を誰が射止めるのかによって反応が変わるでしょうが、いずれにしても来月は衆院選挙が行われるために、次期政権の経済対策期待で株高が予想されるところ。押し目買いに分がありそうです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄

限定銘柄情報が満載!「株式市場新聞 公式メールマガジン」

購読会員限定コンテンツ

Pocket

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次