調整完了の可能性大【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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NYに連動してテック株買い戻す

昨日の東京株式市場は4日振りに反発しました。10日のNY市場で安値から大きく戻す下髭を出したことで底入れ感が出ていましたが、11日はパウエルFRB議長の公聴会での証言で、3月の利上げを主張する当局者とは一線を画し、慎重な発言にとどまったことで長期金利が低下し、テック株が買い戻されました。NY市場に連動する形で東京市場も、前日まで売り叩かれていた値嵩ハイテク株が買い戻され、東京エレクトロンやSBG、信越化学、アドバンテストなどが指数を牽引しました。

トライアングルE波確定

11日のCMEシカゴの日経平均先物は一時2万8060円まで売られた後、反発に転じて2万8455円で帰ってきました。2万8060円は11日の東京時間の安値と同じ面合わせであり、10日のシカゴでの2万7860円に対する押し目形成。恐らく5波動のトライアングルE波が確定し、調整が完了したのではないかと思われます。

75日線が次のターゲット

日経平均は25日線を突破してきましたが、5日線と25日線がデッドクロスしたことや、一目均衡表の雲下限に達したことで一旦押し目が入るかもしれません。しかし、押し目は浅いのではないでしょうか。25日線を突破すれば2万8890円に走る75日線が次のターゲットとなりますが、そこまでいけば13週線や26週線を突破しますので、新春ラリーが期待できそうです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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