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米長期金利上昇一服で大幅反発
12日の東京市場は4日ぶりに大幅反発しました。日経平均は543円高です。パウエルFRB議長の議会証言で一旦あく抜けしたかたちになり、米長期金利の上昇が一服、前日の米株市場がハイテク株を中心に上昇した流れを引き継ぎました。ギャップアップして寄り付いた後も先物主導で上げ幅を広げています。後場も高値圏での推移が続き、終盤に一段高になりました。
マザーズも底入れが確認
東証1部売買代金は概算で3兆151億円をこなし、値上がり銘柄数が1924と9割近くを占めました。日経平均は昨年12月20日安値を割ることなく切り返し、25日線や5日線を上抜いており、米金利睨みながら下値不安は後退しています。マザーズ指数も2.64%高と大幅に3日続伸し、5日線を上回ってきており、ようやく底入れを確認できました。
三和油化、GEIが大幅続伸
推奨銘柄では湖北工<6524>が利益確定売りをこなしてしっかり、三和油化<4125>、GEI<9212>は大幅続伸、日本電解<5759>や芝浦メカ<6590>、レーザーテック<6920>も急反発に転じました。ハイテク・グロース株見直しの流れがどこまで続くのかを確認しながら、出直りから高値を目指す銘柄を狙う方針で、きょうは日本電解や芝浦メカ、プラズマ<6668>に追撃買い、サスメド<4263>に打診買いを入れています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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