3日続伸も下落銘柄のほうが多い
昨日の東京株式市場は3日続伸となりました。ただ、材料不足で上値追いは限定的でプライム市場の騰落は下落銘柄のほうが多くなりました。日経平均の上値は2万8282円まであり、3月9日以降の日足の窓埋めに向かっています。窓埋め上限は2万8558円ですので今週中に埋められるかどうか。3日の上昇で一目均衡表では転換線が基準線を抜き三役好転しています。通常は三役好転は買いシグナルとなりますが、条件としては以下のようになっています。
①転換線が基準線を上抜ける。
②ローソク足が雲上限を上抜ける。
③遅行線が日々線を上抜ける。
だいたいこのような順序でシグナルが点灯します。しかし、今回は②→③→①の順でシグナルが点灯していきました。ということで、三役好転で買いと大きな声では言えないのではないかと考えます。
一旦、変化日として利食い
それよりも重要な現象として転換線と基準線のクロス(ゴールデン・デッド両方)から50日前後で相場が転換することが多いというもの。そこで直近のクロス地点を探すと1月26日にゴールデンクロスしており、ここから50日目が今週末7日です。仮に7日まで上げていった場合は一旦、変化日として利食いで現金を積み上げておくことをお勧めします。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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