卯年の平均上昇率を達成【転ばぬ先のテクニカル】

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後場に入ると突然利食い

昨日の東京株式市場は9日ぶりに反落しました。前場は上値追いを継続し、一時3万1352円高値までありました。しかし、後場に入ると突然利食いが持ち込まれ、急激に下落しました。昨日の当欄で「新値八手、十手」としたように、流石に行きすぎと反応したようです。

卯年から見た相場予測は…

ところで昨年の12月27日と28日の当欄で干支と九星気学から見た相場予測を提示しました。干支の卯年から見た予測は以下のようなものでした。
「過去6回の卯年は5勝1敗と勝ち越しです。年間高値までの最大平均上昇率は30.4%と大きな上昇が期待できる反面、年の半ばから後半にかけて急落するケースが多いことが特筆されます。前年比での平均上昇率が20.5%ですので、今年の日経平均が足元の2万6500円近辺ならば来年は3万1930円がターゲット。一方で前年比での年間安値までの下落率は7.6%ですので、来年の日経平均の下値は2万4500円近辺ということになりそうです」。

上値ターゲットは3万1445円近辺

昨年の大納会の終値は2万6094円だったことから、上記の上値ターゲットは3万1445円近辺が、下値は2万4110円近辺と書き換えねばなりません。昨日の日経平均高値は3万1352円でしたので、ほぼターゲットに達しました。

九星気学の四緑木星から見た予測は…

一方、九星気学の四緑木星から見た予測は以下のようなものでした。
「卯年と重なっている1987年を含めて8回の四緑木星の年の相場を振り返ると、前年比では7勝1敗と九星気学でも非常に勝率の高い星回りです。年間高値までの平均上昇率は32.3%、前年比では25.1%で平均下落率はマイナス3.5%です。足元の2万6500円で計算すると年間高値は3万5060円、年間安値は2万5570円、大納会では3万3150円という大相場が計算できます」としました。

上昇一服し調整経て3万4522円目指す

実際の大納会終値で計算し直すと、年間高値は年間高値は3万4522円、年間安値は2万5180円、大納会では3万2643円と書き換えねばなりません。となると、卯年のサイクル達成で一旦年前半の上昇が一服し、今後の調整を経た後に3万4522円を目指すと考えることが出来るのかもしれません。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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