中期下向きトレンド【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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地政学的リスクと米長期金利上昇受け反落

先週の東京株式市場は反落しました。イスラエルとハマスの地政学的リスクの高まりに加え、米長期金利の上昇を受けて株は売られました。米債利回りは2021年末から2年債が10年債を上回る逆イールドとなってきましたが、ようやく肩を並べる位置にきました。このことから、米国の政策金利はほぼ天井に届いたということでしょう。

2万9000円近辺へ急落も

さて、現在、日経平均の移動平均線は5週線が3万1750円、13週線が3万2160円、26週線が3万1840円近辺と3万2000円前後に収斂しています。5週線が一番低い位置におり、中期トレンドは下向きとなっています。週足ローソク足の10月安値は3万526円です。これに対する二番底形成を行っているものと思われますが、もし割り込んだ場合は2万9000円近辺へ急落する可能性があり注意が必要です。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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