エヌビディア、サポート割れ【転ばぬ先のテクニカル】

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NYダウ不安定で警戒感広がる

本日の東京株式市場は反落しました。SQ週の水曜日は荒れることが多いのですが、昨日の米国市場でNYダウが一時320ドル安するなど不安定な動きをしたことで警戒感が広がっているようです。

米CPI予想上回れば為替介入が焦点

今晩は米3月消費者物価指数(CPI)が発表されます。市場では前年比+3.4%程度、同コア指数は前年比+3.7%程度と予想しているようです。市場予想を上回った場合は利下げ先送り懸念により長期金利が上昇することが考えられますが、その場合、ドル高が進行した場合、財務省が為替介入に踏み切るかどうかが焦点でしょう。

インテル学習能力1.5倍の高性能半導体投入へ

ところで、半導体株の指標であるエヌビディアがボックスを下放れてきました。昨日のNY市場ではインテルがエヌビディアより学習能力が1.5倍の高性能半導体を数カ月以内に投入すると発表したことが悪材料視されました。半導体開発は本当に5年後どうなるか分からないもので、永遠に成長し続けるように急騰した株価もある日突然梯子を外されることが起こります。

米半導体株ETFに占める比率は24.5%

株価は1月安値と2月安値を結んだ下値サポートラインを割り込みだしてきており、早期に回復できない場合は750ドル前後への急落もあり得ます。昨日の半導体SOX指数は0.9%程度上昇しましたが、米半導体株ETFに占めるエヌビディアの比率は24.5%もあるために、この株の下放れは注意せねばなりません。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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