イベント中の押し目狙いか【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
目次

利食い売り優勢の一日

本日の東京株式市場は続落となりました。先週末のシカゴ日経平均先物清算値は大証比140円高でしたが、本日と水曜日にETFの分配金捻出のため約1兆3000億円程度の売りが出てくる見通しのため、利食い売り優勢の一日でした。

イベント通過後は上がりやすい

日経平均、TOPIXともに史上最高値圏に位置していますが、このところ値下がり銘柄数の多さが目立ちます。上述の通りで分配金捻出による下落に備えた先回りの売りが出ているようで、逆にイベント通過後は上がりやすいと言えるかもしれません。

指数優位から今後は個別物色へ

10日が安ければ押し目買いの好機と考えられますが、本日は日経平均のボリンジャーバンドの位置がプラス2σを割り込み出してきました。どうもバンドウィークが終わったようで、指数優位の上昇には一旦小休止サインが灯りました。騰落レシオなどは低下して過熱感が冷めた形のため、今後は個別物色へと移るのではないでしょうか。

高金利により米国経済が徐々に減速

注目の米6月雇用統計は非農業部門の雇用増は市場予想の20万人増に対し結果は20.6万人でしたが、4月分と5月分が下方修正された他、平均時給の上昇率は前月比、前年同期比ともに鈍化しました。また、失業率が4.1%と市場予想の4.0%より悪化しました。コロナ渦以降の失業率のボトムは2023年4月の3.4%で、長らく続く高金利により、米国経済が徐々に減速していることが伺えます。

景気敏感株売られ円安ピークアウト?

そのため、9月の利下げ予想が高まる中で景気敏感株が売られだしています。と考えると、ドル円は7月3日の162円でピークアウトしたのかもしれません。

今週のスケジュールを確認

さて、今週のスケジュールを確認しましょう。
9日(火)日本 5月の特定サービス産業動態統計
日本 7月のESPフォーキャスト調査
日本 6月の工作機械受注額
日本 債券市場参加者会合(10日まで)
米国 パウエルFRB議長が上院で半期に一度の議会証言
10日(水)日本 6月の企業物価指数
日本 上場投資信託(ETF)の決算集中日
日本 SHIFT
中国 6月の物価指数(CPI、PPI)
米国 5月の卸売在庫・売上高
米国 パウエルFRB議長が下院で半期に一度の議会証言
11日(木)日本 5月の機械受注
日本 6月のオフィス空室率
日本 6月の投信概況
日本 セブン&アイ、ローツェ、ベイカレント、ファストリ
米国 6月の消費者物価指数(CPI)
米国 週間の新規失業保険申請件数
12日(金)日本 SQ
日本 5月の鉱工業生産確報値
日本 コスモス薬、QPS研、イオン、良品計画、マネフォ
中国 6月の貿易統計
米国 6月の卸売物価指数(PPI)
米国 7月の消費者態度指数速報値
米国 JPモルガン、シティグループ、ウェルズファーゴ

米インフレ指標と国内2月期企業1Q決算発表

今週は米国のCPI、PPIとインフレ指標の発表が予定されています。また、国内ではセブン&アイやイオンなど2月決算企業の第1四半期決算発表が本格化します。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄

限定銘柄情報が満載!「株式市場新聞 公式メールマガジン」

購読会員限定コンテンツ

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次