ドル円相場には20~25日サイクルボトム
ドル円相場には20~25日サイクルボトムがあるように思います。
直近の動きを振り返ると、昨年12月28日の140.25円から1月19日の148.81円まで上昇し、2月1日の145.89円までが25日、その2月1日から2月13日の150.88円まで上昇し、3月11日の146.48円までが26日。3月11日から3月20日の151.85円高値から4月5日の150.81円までが20日、そこから4月29日の160.15円まで上昇後、5月3日の151.86円までが20日、更に5月3日から5月29日の157.78円まで上昇後、6月4日の154.54円までが20日、6月4日からは押し目なく7月3日の162.00円までが21日、その高値から8月5日の141.66円までが23日といった具合です。
9月第1週変化日は円高ボトムの気配
8月5日から8月15日の149.38円まで上昇後、本日まで10日が経過。38.2%戻しを達成後、次のボトムないしトップの9月第1週に変化日を迎えることになりそうです。本日は急激な円高で145円台での取引となり、5日移動平均線を割り込みました。一目均衡表では転換線を割り込んできており、9月第1週変化日は円高ボトムになりそうな気配です。
日米金利差縮小が円高要因
急激な円高の要因はこの週末に流れていました。米雇用統計が昨年3月から今年3月までの分を最大で100万人規模で下方修正するとの話が出ていました。これだけ大規模な下方修正がなされた場合、米国の景気の悪さが浮き彫りとなり、そのことで米金利が急速に低下する可能性があるため、日米金利差縮小が円高要因となる訳です。
円高ボトムへトレンド転換なら二番底形成も
現在、水星逆行中であり、8月28日まで様々な相場が荒れる傾向にありますが、仮に円高ボトムへ向けてのトレンドに転換したのであれば、株式市場のリバウンドも一旦終了し、二番底形成へと向かうかもしれません。
強気見通し増えるも25日線は下向き
本日の日経平均は6日ぶりに急反落しました。7月11日高値から8月5日安値までの下げ幅の61.8%戻しを先週末達成しました。25日移動平均線を回復したことで強気見通しが増えていましたが、25日線は下向きのため効果は薄いことでしょう。
調整局面へトレンド転換確率高い
調整下落に入ったとすれば、最初の下値の目途は15日~16日に空けた日足の窓(3万7304円~3万6885円)で、ここには一目均衡表の基準線が位置しています。そこを割り込むケースでは3万5110円に位置する一目均衡表の転換線となり、そこは週足の窓(3万6232円~3万5089円)を残しています。このどちらかへの調整局面へ向けたトレンド転換確率が高いと思われます。
ドル円141.66円割り込むと日経平均底割れも
現在の株式市場は緩やかな円高なら良いのですが急激な円高に対する耐性がまだありません。9月第1週のドル円変化日に141.66円を割り込む場合は日経平均の底割れもあり得ましょう。今週は週末のイベント(国内では鈴木財務大臣や植田日銀総裁に出席を求め、閉会中審査、海外ではジャクソンホール会合でパウエルFRB議長の講演)の内容を見ていく必要がありそうです。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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