S&P500に注目の週【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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3日振り反落し一時3万8000円割れ

本日の東京株式市場は3日振りに反落し、日経平均は一時3万8000円割れがありました。

金利低下でダウ戻り高値更新も…

注目されたジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演では、速やかな利下げ軌道を明らかにしたことでNY市場では金利が低下し株は買われました。NYダウは戻り高値を更新。一方、S&P500とナスダックは22日の下落幅を取り戻すことは出来ず、22日の陰線の中での推移であり、陰の陽孕みといった形状です。

S&P500の値動きに注意必要

21日の陽線に対し、22日は陰線包み足の売りシグナルを発しており、高値抜けまでは売りシグナルを否定できないため、今晩以降の値動きに注意が必要です。特に全体市場の動向を表すS&P500が7月16日の史上最高値である5669ポイントを抜けるのか、その手前で二番天井となり反転していくのかが注目となります。

円高二番底か底割れとなるかが関心事

日米の金融政策が真逆となっていることで金利差が縮小傾向となっているために為替市場では円高が進行。本日は午前中に143円半ばまで円高進行してきたことで、8月5日の141.66円に対する二番底形成で済むか、更に円高が進行して底割れとなるのかが関心事となっています。

輸出関連中心に売られ5日線割れ

そのため、東京株式市場は輸出関連銘柄中心に売られており、日経平均は5日移動平均線(3万8119円)を割り込み出してきました。3万8641円に走る75日線が上値レジスタンスとなっており、5日線を割り込み出すと25日線(3万7222円)へと吸い寄せられることでしょう。

足元の相場はドル円の行方が鍵握る

要するに足元の相場はドル円の行方が鍵を握ることになると思われます。141.66円を割り込まずに反転する場合の日経平均の下値は、下げ過ぎた場合は、日経平均は8月5日以降のリバウンドに対する半値押し水準の3万5000円程度が予測されます。ここは週足の窓埋め水準です。一方、141.66円を割り込む場合、次のドル円のターゲットは昨年7月の押し目や3月の高値水準の137円となり、その場合の日経平均は全値戻しとなるか底割れとなるかを見ていくことになりそうです。

円高メリット株に優位な展開続く

足元の相場は円高メリット株に優位な展開が続いています。8月1日に円高メリット株としてご紹介したニトリHD<9843>は順調に2割超上げてきました。ここで出遅れ銘柄としてABCマート<2670>とSGHD<9143>に注目しています。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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