半導体関連株がワンツーフィニッシュ
本日は半導体祭りの一日でした。昨日の大発会の一番人気銘柄がディスコ、二番人気がアドバンテストと半導体関連株がワンツーフィニッシュ。そして6日のNY市場では台湾の鴻海精密工業の好決算を受けて半導体SOX指数が2.84%高。この流れを受けてディスコ、アドバンテスト、東京エレクトロン、レーザーテックなど関連銘柄が大幅高となりました。
大納会と大発会2日間の下げ取り戻す上昇
指数寄与度上位の東京エレクトロンとアドバンテストの2社で日経平均を400円近く押し上げており、日経平均は大納会と大発会の2日間の下げを取り戻す上昇となりました。そのため、崩れるかと懸念された形状は回復した格好です。
物色広がらずTOPIXは戻し切れていない
ただ、騰落数をみると4割もの銘柄が下落しており、全体に広がっている訳ではありません。TOPIXの方は戻し切れておらず、半導体株の急騰と金融株の堅調推移が4万円台回復の原動力なったに過ぎません。
銀行株指数2007年来の高値も…
業種別指数に目を移すと、その銀行株指数が2007年来の高値まで上昇しています。10年債利回りが1.130%に上昇していることを好感しているようですが、今月末に予定されている日銀会合での利上げ予想はなく、春闘の結果が出た後の3月会合までは利上げは行われないと見られており、足元の長期金利の上昇は長続きしないかもしれません。
上値追いには半導体関連の更なる上伸必要
日経平均、TOPIX共にMACDがデッドクロスしており、足元の急落、急騰が暫く繰り返されるのではないでしょうか。上値追いには半導体関連の更なる上伸が必要となりましょう。
半導体主要銘柄の目標値
指数寄与度上位の東京エレクトロンは本日の上昇でようやく26週線を突破し、昨年4月高値から9月安値までの下げ幅の1/3戻しを達成しました。半値戻し水準となる3万655円を目指しそうな動きです。
アドバンテストは昨年11月高値が視界に入ってきました。ここを突破すると1万2000円近辺を目指す可能性が高まります。
今年の一番人気銘柄となったディスコは昨年7月高値と9月安値の下げ幅の38.2%戻しに到達。11月高値を抜けると、半値戻しの5万290円を目指す可能性が出てきました。
一番の出遅れがレーザーテックでようやく25日線を抜け出した程度です。75日線の走る1万9500円を目指して欲しいものです。
一時的な集中物色なら長続きしない可能性も
これらの目標が達成されて初めて昨年7月の史上最高値への挑戦権が得られることになると思われますが、一時的な集中物色であれば長続きしない可能性もあるために、慎重に押し目を買い、噴き値では腹八分で利益を積み上げる行動が必要と考えます。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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