ドル安継続【転ばぬ先のテクニカル】

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反発も鯨幕相場の呪縛から逃れられか

本日の東京株式市場は反発しました。先週、月曜日以降は鯨幕相場となっており、本日は上げる日でした。明日、この呪縛から逃れられるのかどうかに注目となります。

電子機器を相互関税の対象から除外発表も…

この週末、トランプ政権は、中国からの輸入が多いスマートフォンやノートパソコンなどの電子機器を「相互関税」の対象から除外すると11日夜に発表しました。しかし、トランプ大統領は昨日、「不公正な貿易や非関税障壁について誰も責任を免れることはできない」と中国を名指しで批判したうえで「関税の除外など発表していない」と投稿しました。そしてスマートフォンなどの電子機器には「相互関税」とは別の関税を課す考えを示しました。

ラトニック商務長官は1~2カ月後に詳細打ち出すと

一方、ラトニック商務長官は13日、ABCテレビに出演し、11日に除外した製品は半導体に課す分野別関税の対象に移る。1~2カ月後に詳細を打ち出すとの見解を示していて、政権内の誰の話に耳を傾けるべきなのか分からない状況です。

為替市場は荒れ明らかにドル売り進む

本日は時間外取引では米10年債利回りは落ち着いていますが、為替市場は荒れており、ドル・インデックは99.59と0.35%程度安く、ドル円も1円以上円高が進行しており、142円台半ばまで進行しました。以下のチャートは1月以降の推移で、緑がユーロ・ドル、赤がユーロ・円、青がドル・円です。

ユーロ・ドルとドル・円が急上昇し、ユーロ・円は横ばいで、明らかにドル売りが進んでいることが伺えます。

日経平均25日線目指すもSQ値や5日線割ると二番底

さて、日経平均は半導体への関税が一時的とは言え猶予期間ということで買われていることで反発し、一時3万4325円高値までありました。足元の株価は4月限SQ値(3万2737.29円)を上回っており、更に5日線(3万3384円)をも上回っているため、右肩下がりの25日線(3万5880円)を目指していると考えます。一方、これらを割り込んだ場合は、一時的な反騰を終え、二番底形成へと向かうと考えております。

週足サイクルボトムを付け2~3カ月のリバウンド

現在は週足サイクルボトムを付けた後と思われるため、2~3カ月のリバウンド相場に入っていると思われます。その場合、早ければ5月半ば、遅ければ7月半ばまでが反騰局面と思います。

反騰後は中国発悪材料で世界的暴落起こりやすい

今回の下落はアメリカ発の悪材料が多いのですが、反騰局面通過後は中国発の悪材料が出てきて、その時、中国中銀は人民元安へと舵を切ることになりましょう。そうなった場合は世界的な暴落が起こりやすくなりますので、人民元の動きに注意せねばなりません。

当面は内需株の押し目狙いによる短期回転対応

個別銘柄は円高メリット株などの内需関連銘柄が外需関連に比べてシッカリしています。当面はこうした内需株の押し目狙いによる短期回転対応となりましょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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