買い戻しを中心とした巻き戻し
本日の東京株式市場は大幅反発で、日経平均は一時3万5000円台を回復する局面がありました。
22日のニューヨーク市場は主要3指数が揃って2.5%超の反発となりました。ベッセント財務長官が対中貿易で、現状維持が持続可能だとは誰も考えておらず、いずれ合意にいたるとの考えを示したとの報道や、各国との協議が順調に進んでいるとの政府報道官の発言で、貿易交渉の進展期待が広がり、買い戻しを中心とした巻き戻しとなりました。
投資意欲が削がれる
また、トランプ大統領が「一刻も早く、解任すべきだ」としていたパウエルFRB議長について、「解任するつもりはない」と前言を撤回したことで時間外取引のNYダウ先物が500ドル近い上昇、ナスダック100先物も300ポイント超上昇していることから日経平均も急上昇していきました。それにしてもトランプ大統領にはうんざりですね。前言撤回が多すぎて、投資意欲が削がれます。
25日線回復まで戻り売り
日経平均の高値は3万5142円までありましたが、いつまた態度が一変するか分からないため、25日線タッチから戻り売りが出ました。NY主要3指数は大きく上昇しましたが、それでも25日線には3%以上下回っており、日々、発言が変わるトランプ大統領に対応できない現状では、積極的な買いは限られます。25日線を回復するまでは当面、戻り売りということになりそうです。
今月末で第二次トランプ政権発足100日
今月末で第二次トランプ政権発足100日となります。1933年、フランクリン・ルーズベルトがアメリカ大統領に就任すると、ニューディール政策と総称される複数の重要法案をわずか100日程度で矢継ぎ早やに成立させ、ルーズベルトはラジオ演説で「わたしの100日をよくみてほしい」と国民に語りかけたのが切っ掛けで、発足100日間をハネムーン期間と呼ばれるようになりました。この間、野党は静観すると言われていますが、この100日を越えた時、民主党はトランプ政権に対し、失政をアナウンスするような行動にでるのではないでしょうか。
ヘッジとして金先物ベア
となると、マーケットを混乱させ、トリプル安を招いたことへの言及もありましょう。それに対する関税や中央銀行への圧力が緩やかになり、その反省とともにマーケットが落ち着くことにはならないか?その場合、資金の逃げ場となっている金(ゴールド)が利食い売りの対象となりはしないかと考えています。ヘッジとしてNEXT NOTES 金先物 ベア ETN<2037>を持つのも一考かと思います。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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