続伸し4月2日以来3万5000円台回復
本日の東京株式市場は続伸し、一時日経平均は3万5287円高値までありました。大引けベースでも4月2日以来の3万5000円台を回復したことは評価せねばなりません。
NYダウ一時1189ドル高も伸び悩み上髭陰線形成
23日の米国市場では、昨日の東京時間で伝わったFRB議長の解任否定で急騰。NYダウは一時1189ドル高までありましたが、ベッセント財務長官がトランプ大統領から中国に対する関税を引き下げるための提案はなく、米中首脳の貿易交渉が行われていないと言及すると、伸び悩み終盤にかけ上げ幅を縮小し、419ドル高の3万9606ドルで取引を終え、日足は上髭の陰線形成となりました。ナスダックやS&P500も同様の形状ですが、3指数ともに25日線タッチから戻り売りに押された格好です。
ある程度悪材料織り込んだがまだ注意必要
さて、日経平均、TOPIXともに25日線を回復してきました。米国市場が25日線に跳ね返されたことからみて、日本市場はある程度、悪材料を織り込んだと判断できます。ただ、日足ローソク恐怖指数の日経VIは低下したとはいえ、まだ30。25以下で安定せねばボラティリティは高いままで、まだまだ揺れる可能性があります。また、短期6日騰落レシオは200%と過熱しており、大引けベースで25日線を回復しても、25日線が横ばい推移するまでには時間を要するため注意が必要です。
半導体関連銘柄の25日線回復に大注目
もっとも物色が変化してきたことは良い反応です。トランプ関税で揺れている時は輸出関連銘柄が売られ、内需・円高メリット株が買われていました。本日はニトリや神戸物産などの円高メリット株と東京メトロ等の電鉄株が急落し、変わって輸送用機器、電気、機械といった輸出関連銘柄が買われています。中でも東京エレクトロンやレーザーテックなどの半導体関連銘柄が25日線を回復してきたことには大注目せねばなりません。
25日線を押し目ポイントと出来るか
このところ反発しても25日線に上値を押さえられてきたため、ここを突破して今後、押し目ポイントと出来るのかどうかとなります。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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