米国のイラン空爆で東京株式市場は3日続落
本日の東京株式市場は3日続落しました。先週末に米国がイランの核施設に対する大規模な空爆を行ないました。
原油先物一時4%超急騰もその後は2%程度の上昇
これを受けて原油先物市場は一時4%超急騰しましたが、その後は2%程度の上昇にとどまっています。今後の焦点はホルムズ海峡をイランが封鎖して、オイルショックが起きるのかどうかということになりますが、イランの原油はほとんど中国に輸出されているので、ホルムズ海峡を封鎖することを中国は容認しないと考えるべきかもしれません。
イラン核施設から放射能漏れは確認されず
また、今回米軍が攻撃したイランの核施設から放射能漏れは確認されていないとイラン国内にとどまっている国際原子力機関(IAEA)が発表してします。トランプ大統領はイラン主要3核施設が「完全に破壊された」と主張しましたが、IAEAの発表が正しければ、濃縮ウランは前もって安全な場所に移動されていた可能性があるということになります。
核協議に戻すための茶番なら下落局面は買い場
イスラエルが米国の意見を無視して攻撃してしまったために、何もせずに指をくわえているだけでは駄目だといった判断で、開発を一旦遅らせ、米国とイランとの核協議に戻すための茶番劇ではないでしょうか。となると、この下落局面は買い場と考えねばならないと思います。
政治資金不記載問題影落とし東京都議選は自民敗北
一方、昨日投票が行われた東京都議会議員選挙は自民党が敗北しました。都民ファーストが5議席増で第一党となり、議席がなかった国民民主と参政党が躍進。また、立憲民主が5議席増といった具合で、政治資金パーティー収入の不記載問題が影を落としました。
7月の参議院選は石破氏では厳しい
この結果が7月の参議院選挙への参考になりますが、石破氏では厳しいということが分かりました。深刻なのは、今回の米軍の攻撃を支持するかとの質問に、石破首相が「これから政府内できちんと議論する」と述べるにとどめ、明言を避けたことです。一国の首相が自身で判断できないという印象で、これも参院選を戦う上でマイナス材料となりそうです。
3万8000円前後は買い場
日経平均は一時3万8026円安値まであり、その後、押し目買いで6月SQ値上まで戻しています。日々30円程度上昇している25日線は現在3万7915円近辺を走っており、ほぼ横ばいの200日線は3万7930円近辺を走っています。明日には25日線が200日線を突破するゴールデンクロスとなりますので、3万8000円前後は買い場だと考えております。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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