7月米雇用統計予想下回り、6、5月分を下方修正
本日の東京株式市場は米雇用統計ショックに見舞われました。先週末発表された7月の雇用統計は非農業部門の雇用増が市場予想の10万4000人に対し、結果は7万3000人と市場予想を下回りました。また、前回6月と前々回5月の雇用増が下方修正されました。6月分は14万1000人から1万4000人に、5月の14万4000人が1万9000人へと大幅な下方修正です。
「いつもの振れ」では済まされない大きさ
雇用統計はよくブレる指標ではありますが「いつもの振れ」では済まされない大きさです。労働省は修正の理由を「追加データ」と「季節調整」としています。雇用統計は速報性の高い統計です。7月末までのデータを翌日に発表するのですから、そんなに慌てて発表する必要があるのか疑問ですが、当然、速報後にもいろいろデータが集まってきますので、当然、修正が行われます。
今回の速報値は特に政府部門の落ち込み顕著
今回の速報値は特に政府部門の落ち込みが顕著でした。トランプ大統領が連邦職員の大幅削減を複数の政府機関の大規模縮小を進めているので当然の結果です。もう一つの「季節調整」は、季節の特性を統計処理で補正するそうですが、コロナ後はこの調整が難しさを増しているようで振れが大きくなっています。ただ、失業率は市場予想通りで、平均時給の伸びはしっかりしており、雇用数だけで決め打ちできないのが実情です。
雇用変調受け10年債利回り急低下しドル安進展
雇用の変調を受け、9月の利下げ予想確率は「40%弱→80%程度」に急上昇しました。そのため10年債利回りは4.219%(前日比0.157%低下)に急低下し、ドル円は発表前の151円近辺から147円台前半へドル安が進展。そして株価も下ブレてきました。
水星逆行中で8月1日はその中間点
現在、水星が逆行中で、8月1日はその中間点でした。7月8日にも指摘しましたが、株価と水星逆行との関係に科学的根拠はありません。しかし、今年4月7日のトランプショックの暴落の安値日は水星逆行終了日と一致しましたし、昨年8月5日の令和のブラックマンデーの安値日は水星逆行開始日でした。そして今回は逆行期間の中間点で天井打ちとなりました。
日経平均は今年4月安値からは3万792円~①~3万8494円(5月13日)~②~3万6855円(5月22日)~③~4万852円(6月30日)~④~3万9288円(7月14日)~⑤~4万2065円(7月24日)と5波動の上昇後、日足二段下げへと進展したようです。
今週から来週前半に急落すればそこは買い場
となれば、最短で逆行最終日の8月11日までの下落を予想できます。今週末はオプションSQ日です。ここへ向けてポジションが調整され、海外勢はサマーバケーション入りとなるでしょう。今週から来週前半に株価が急落となるならば、そこは買い場だと考えております。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp



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