危ない上げに感じる局面【転ばぬ先のテクニカル】

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TOPIXにつづき日経平均株価も史上最高値

本日の東京株式市場は大幅高で5日続伸となりました。そして、TOPIXにつづき日経平均株価も史上最高値を更新しました。

日経平均主導の上昇でNT倍率14倍に接近

本日は日経平均主導による上昇で、牽引したのはソフトバンクグループ、アドバンテスト、ファーストリテイリングの3銘柄。この3銘柄で日経平均を引っ張り上げ、NT倍率は14倍に接近してきました。

強気論者は日本株の出遅れ挙げるが上場企業は減益

今日の上げ方は少々危ない上げではないかと見ています。強気論者は年初来のパフォーマンスで日本株が出遅れているために、海外勢が指数中心にインデックス買いを入れていることを挙げているようですが、先週末土曜日の日経新聞が伝えていましたように、上場企業は3期ぶりに減益ということで、好調な海外企業と比較はできないと感じています。

減益・赤字企業は約520社と52%を占める

記事によると、「4~6月期の純利益合計は8日時点で前年同期に比べ12%減った。同期間としての減益は22年以来3年ぶり」ということでした。「東証プライム市場に上場している3月期決算企業で8日までに決算発表を終えた約1000社。社数ベースで集計対象の9割を占める。減益・赤字企業は約520社と52%を占めた。製造業は26%減益となった一方、非製造業は1%増益となった」と結んでいます。米関税や円高が響き、鉄鋼は赤字転落、自動車が45%減、海運、化学、機械なども冴えません。

EPS2424円に低下しPER17.65倍と割高

そのため8日時点の日経平均の一株利益(EPS)は2424円に低下しており、4万2800円で計算した株価収益率(PER)は17.65倍と割高水準となっています。

25日線との上方乖離率は一時6.1%と過熱

本日高値の4万2999円の時点の25日線との上方乖離率は一時6.1%と過熱ゾーン入り。私の担当顧客は先週から売りあがってきましたが、本日の6%超えで8~9割現金化しました。ここから更に上がっても当面は見ているだけで、株価が調整するまでは何もしない予定です。

明日も窓を空ければ「三空」で売りシグナル点灯

尚、日経平均は2日連続で日足の窓を空けました。明日も窓を空ければ「三空」で売りシグナルが点灯します。
ここは冷静に、冷静に。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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