最高値更新も半導体関連や海運、銀行など利食われる
本日の東京株式市場は続伸となりました。日経平均は4万3835円高値まであり最高値を更新しました。ただ、半導体関連銘柄が異様に弱く、半導体関連や海運、銀行などが利食われています。
足元過熱気味の上昇に警戒感広がる
長期金利が1.580%(+0.020%)している割に金融セクターが弱いとうのは違和感があります。メガバンクだけでなく地銀も同時に売られており、足元過熱気味の上昇に警戒感が広がっているようです。
与野党で法人税増税論浮上するが大企業の反発必至
週末に与野党で法人税増税論が浮上と日経新聞が伝えています。野党で消費税や所得税減税論が根強いため、財源確保の標的として与野党間で理解を得られやすいということですが、物価高に直面する中で賃上げと増税では大企業の反発必至でしょう。
EPS低下しPERは7月11日高値時を突破
さて、先週で第1四半期の決算がほぼ開示されました。先週末段階の日経平均の一株利益(EPS)は2431円と決算発表が始まる前から100円低下しました。そのため株価収益率(PER)は17.8倍と昨年7月11日高値時の17.58倍を突破しました。
裁定買い残8.5億株に乗せ海外勢は現物売り越す
昨年は日銀利上げといった悪材料により令和の暴落となりました。今のところ足元は急反転しそうな材料は見当たりませんが、明らかに割高であることは間違いありません。8月13日時点の裁定買い残は8.5億株に乗せてきました。8月8日時点の投資部門別売買動向では海外勢が先物を3586億円買い越していました。一方、現物は53億円と小さいですが2週連続で売り越しでした。
裁定買い越しどこまで続くか
先週は日経平均が650円ほど上昇しましたが、恐らく先物が買い上げられたものと思われます。今年の裁定買い残ピークは3月28日の10.3億株でした。ピークアウトすると一気に解消売りへと傾きますので、買い越しがどこまで続くのか見ていきましょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


コメント