乱高下も小幅に続伸して終える
本日の東京株式市場は日経平均が上下に乱高下しましたが、引けは小幅に続伸して終わりました。
半導体狂騒曲続く
本日も半導体狂騒曲が続きました。昨日ストップ高したアドバンテストは通期決算の上方修正に自社株買いが加わったので、上がることには皆、賛成票を入れたことでしょうが、ストップに張り付くとは思いもしませんでした。そして本日はレーザーテックがストップ高に張り付きましたが、アレセイヤ・キャピタルという聞いたことのない機関が投資判断を買いに引き上げ、目標株価を3万5000円に設定したことに反応しているようですが、こうなるとなんでもアリの世界です。
日経平均構成比率は4銘柄で37%占める
とにかく、日経平均という指数の構成比率がおかしなことになっていて、今や寄与度トップがアドバンテストで構成率11.9%、次いでソフトバンクグループが10.3%です。そこにファーストリテイリングが8.6%、東京エレクトロンが6.4%と続き、4銘柄で37%を占めるに至っているのです。
構成比10%以上ならキャップ調整比率適用
来年の1月末まで上位2社が構成比10%以上であった場合、キャップ調整比率0.9が適用されます。そうすることで2銘柄の比率は10%以下に引き下げられ、他の223銘柄の比率が引き上げられることになります。
上位2銘柄上げ続けると急落リスク高まる
となると日経平均連動型ETFや投資信託のポジションが調整されることになり、両銘柄に売りが出てくることになります。以前、ファーストリテイリングが10%を超え、2回比率の調整が入り株価の上値を押さえ込みました。両銘柄がこのまま上げ続けるようだとキャップ調整比率が大きくなり、急落リスクが高まる可能性があります。
日銀会合政策金利据え置きで円安進行
さて、お昼過ぎには日銀会合結果が発表されました。政策金利は6会合連続で据え置きとなりました。理由は関税の影響の点検継続としています。この結果を受けたマーケットはドル円が153円手前まで円安進行しました。
対中関税10%引き下げも高値警戒感
米中首脳会談は中国によるレアアース(希土類)の輸出規制を巡り「すべて解決した」とし、習氏が合成麻薬フェンタニル対策を講じると約束したと明かしたことで対中関税を10%引き下げるとトランプ大統領が表明しました。しかしその割には時間外取引のNYダウ先物は60ドル程度下落しており、無反応というのが現実で、やはり株価が高値圏にあることで警戒感があるようです。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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