調整局面を脱したとは言えない
25日の東京株式市場は上値が重たさを印象づける一日でした。
3連休中の米国市場では、一部のFRB高官が12月利下げ支持発言をしたことで続伸となりました。ただ、主要3指数は25日線割れ回避とは至っておらず、調整局面を脱したとは言えません。
4万9000円台で戻り売り
今朝の寄り付きでは、24日のNY市場で半導体SOX指数が4.6%高と急騰したことを受けてアドバンテストや東京エレクトロンが買い先行スタートしたことから、日経平均は一時556円高の4万9182円高値までありました。しかし、ソフトバンクGが軟調推移に続落したことで上げ幅を縮小。米主要3指数と同様に日経平均も25日線を割り込んでいることで、4万9000円台では戻り売りが出てきたようです。
ソフトバンクGが下げ止まるまでAI関連には手が出せない
米アルファベット傘下のグーグルが18日に発表したAIの最新基盤モデル「Gemini3」が高い評価を集めており、OpenAIの「ChatGPT」の牙城を揺るがしそうな状況となりつつあるようで、エヌビディア株を売却しOperAI投資に重点を置きだしたソフトバンクGへの逆風となりつつあるという懸念から株価が急落。ソフトバンクG株は10月末高値から調整色を強め、先週末には75日線割れまで落ち込んでいましたが、本日は26週線や6か月線を割り込んできており、月足は長い上髭の陽線形成となってきています。この株が下げ止まるまでは中々AI関連銘柄には手を出せそうにありません。
電力・ガスに資金が集中
一方で25日線近辺を維持しているTOPIXは堅調で、幅広い銘柄に買いが入っています。中でも電力・ガスに資金が集中しているようで、物色対象に変化が起きていることを感じます。AI半導体ブームでデータセンターが世界各地で建設計画が練られていますが、電力がないとデータセンターは動きません。数年後にはデータセンターを稼働させるために、現状の2~3倍の電力が必要だと言われており、押し目があれば関連銘柄はポートフォリオの中心に置いておきたいものです。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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