週初から1400円強下げ1割程度のリバウンド
本日の日経平均は225円高の4万9685円で返ってきたシカゴの日経225先物にサヤ寄せして始まるものと思われましたが、意外に伸びず小幅高で寄り付き、その後4分間で306円安の4万9077円まで急落に見舞われる場面がありました。その後は押し目買いが入りプラス圏へと進みましたが、今週2日間で1400円強下げたにも関わらず、本日は下げ幅の1割程度のリバウンド。やはり昨日、4月23日以来の50日線を割り込んだことで、ダウントレンド入りしたものと思われます。
11月失業率は次の利下げを急ぐ必要ない内容
さて、16日のNY市場では注目の雇用統計が発表されました。11月の非農業部門雇用者数は前月比6万4000人増えた一方、10月は10万5000人減となりました。10月の雇用減少幅は、2020年12月以来最大となりましたが、これは政府封鎖の影響による政府職員が大幅に減少したことにより一時的な現象とも考えられます。それよりも気になるのは、11月の失業率は4.6%と9月の4.4%から上昇し、2021年以来の高水準をつけたことです。先週のFOMCでの利下げを正当化するだけの弱さは含まれていますが、次の利下げを急ぐ必要はない内容です。
10年債2%に乗せた場合の株価の耐性は?
ところで昨日一旦ピークアウトした可能性をお伝えした日本の10年債利回りは1.980%に上昇し、12月8日の1.970%を更新しました。10年債が2%に乗せた場合の株価の耐性がどのくらいあるのでしょうか。ドル円の反応が悪いのと同様に、厳しい展開が起こる可能性があることを頭の隅に置いておく必要があるでしょう。
来年も堅調相場を語る人増えているが…
今年の相場を振り返るのは少し早い気がしますが、大発会の位置から足元、日経平均は1万円高い位置にいる訳で、市場関係者の鼻息荒く、来年も堅調相場を語る人が増えています。しかし、昔から伝わる兜町の格言に、「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり」とありますので、あまり強気もどうかと思います。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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