4万9000円台を割り込む場面
本日の東京株式市場はNY市場の影響を受けて下落し、日経平均は4万9000円台を割り込む場面がありました。
データセンターへの不安高まり株価が大きく動揺
17日のNY市場で、オラクル株が更に急落。オラクルがミシガン州で進めているデータセンターのプロジェクト自体はおおむね順調に進んでいるようですが、人工知能(AI)インフラの急速な拡大で長年協力してきた資産運用大手ブルー・アウル・キャピタルが、出資を見送ったというのです。そのことで同社の株価は5.4%安の178.46ドルで取引を終了。今年9月には345ドルまで上昇していましたが、わずか3カ月で半値です。債務不履行に備えるオラクルのクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は終値ベースで2009年以来の高水準。データセンターへの不安が高まると株価が大きく動揺する展開となってきました。
SBGやアドテストなど売られ一時868円安
この流れを引き継いだ東京市場ではソフトバンクGやアドバンテストなどの関連株が売られ、日経平均は一時、前日比868円安の4万8643円まで下げる場面がありました。一昨日に50日線を割り込んだことの影響は大きく、日経平均は明らかにダウントレンドに移ったようです。
TOPIXに崩れはないが…
一方、TOPIXに崩れはなく、本日は25日線攻防となっています。50日線は現在、3308ポイントに走っておりまだ余裕があります。しかし50日線をTOPIXも割り込む場合は東京市場全体が調整局面へと進むことになりますので注意が必要です。
ナスダックのチャート悪化にも注意
また、ナスダックのチャートが悪化してきていることにも注意が必要です。
ナスダックの週足チャートは以下の通り。
13週線や5週線超えなければ週足デッドクロス
トランプ暴落でつけた4月の1万5267ポイントから10月末には2万3958ポイントまで56.9%の上昇となりました。この上昇過程で赤線の13週線を割り込んだのは11月の一回だけで、それまでの押し目は5週線(緑線)で止まってきました。今回は2度目の13週線割れですが、11月と違う点は5週線が下向きに転じだしていることです。このまま13週線や5週線を超えることが出来ない場合、5週線と13週線とのデッドクロスが示現することになります。
5400ポイントの急落の可能性
前回2月にデッドクロスした時は直近の2万0056ポイントから1万5267ポイントまで23.8%下落しました。仮に同率下落するとすれば1万7297ポイントまで落ち込むことになります。昨日の終わり値が2万2693ポイントなので、5400ポイントの急落の可能性があります。
日経平均も4万円ぐらいまで覚悟
そうなるとAI半導体株が大きく売られることが想定されますので、日経平均も4万円ぐらいまで覚悟せねばならないでしょう。
今年のクリスマスラリーは期待しないほうが良さそうです。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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