昨日につづき閑散相場
25日の東京株式市場は昨日につづき閑散な相場となりました。
利上げの判断材料は関税政策と賃上げの動き
特に材料がない中で本日注目を集めたのは、植田日銀総裁による経団連での講演でした。それによると、今回の利上げの判断材料は、関税政策と賃上げの動きとし、米経済の下振れリスクはひと頃よりも低下したことや日本の経済が米関税の影響を受ける中でも緩やかな回復基調が続き頑健さを示してきたことで判断したということです。
人や設備への投資が強く求められる局面
また、先行きに対しては、賃金と物価がほとんど変化しない“ゼロノルム”の世界に戻る可能性は大きく低下した。基調的な物価上昇率は全体として緩やかな上昇傾向となっており、2%に着実に近づいているとし、物価安定目標の実現に着実に近づいてきているとした上で、人や設備への投資はこれまで以上に強く求められる局面だと語りました。
経済・物価情勢改善に応じて政策金利引き上げへ
更に、現在の実質賃金は極めて低い水準だとし、来年は今年に続きシッカリとした賃上げが実施される可能性が高く、経済・物価の中心的見通しが実現していけば、経済・物価情勢の改善に応じて政策金利を引き上げていくとしました。
講演によるマーケットへの影響は軽微
この講演によるマーケットへの影響は軽微で、若干円高に向いた程度でした。
NISA成長枠投資活発化で年末は堅調相場
さて、今晩の海外市場はクリスマス休暇で米国市場は休場となります。そのため、明日も海外勢のフォローは限られ閑散な取引に終始するものと思われます。また、明日は配当・権利付き最終売買日と今年のNISA枠での買い付けも最終日を迎えます。来週以降に2026年のNISA成長枠投資が活発となる可能性があるため、年末は堅調相場で終わることになりそうです。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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