対外及び対内証券売買契約【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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買い先行も戻り売りに値を消す

今朝の東京株式市場は買い先行スタートで日経平均は一時5万4000円台に乗せる場面がありましたが、上値は重く、戻り売りにより値を消す展開で失速しています。

海外投資家は利益確定売りを思った以上に進める

寄り付き前に財務省から発表された対外及び対内証券売買契約などの状況によると、海外投資家は15日〜21日に国内株式を2兆5097億円売り越していたことが分かりました。海外勢の売越額はその前の週と合わせると4兆2822億円にのぼります。売越額は2024年9月中旬以来の大きさで、統計を遡れる2005年以降で3番目の大きさだということです。ホルムズ海峡の封鎖により原油や天然ガス、肥料などの供給不安を感じ取り、利益確定売りが思った以上に進められたということなのでしょう。

中間選挙控えイラン情勢泥沼化は問題

3月に入り激しい乱高下の連続です。戦時下において不透明感は常であり、重要なのはこの先をどう予測するかです。米国は11月に中間選挙を控えています。これ以上、イラン情勢が泥沼化するのは問題でしょう。24日に公表されたロイター/イプソスの世論調査によると、トランプ大統領の支持率は36%と、2期目以降で最低水準に落ち込んだということです。

4月中に何らかの「落とし所」見出す必要ある

ガソリン価格の高騰やイランとの紛争に対する国民の不満が背景にあります。これから米国はドライブシーズンを迎えるため、原油価格の高止まりは更に支持率低下を招くことが予測されます。直近のフロリダ州下院補欠選挙での共和党敗北はショックの結果のはずです。フロリダ州下院第87選挙区はトランプ大統領の私邸があるところで共和党の地盤地域ですが、ここで負けたことから、中間選挙での苦戦を回避するためには、4月中に何らかの「落とし所」を見出す必要があるのではないでしょうか。

押し目は少しずつ買いの手を振りたいところ

さて、「株価は景気の鏡」と言われ、その鏡は数カ月から半年先の未来を映していると言われます。今回、日経平均は水星逆行開始日の2月26日に史上最高値(5万9332円)を付けて下落に転じ、水星が逆行から順行に移行した週末明けの23日(月)に5万688円から反発に転じだしています。ここで底入れしたのかどうかが注目点です。今月は年度末で明日が配当権利付き最終売買日。来週の配当落ち後の状況を見る必要はありますが、押し目は少しずつ買いの手を振りたいところではないでしょうか。

日々勇太朗

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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