目次
円高進行で一転値を消す
週明けの東京市場は神経質な展開となりました。朝方はCMEシカゴの日経先物に鞘寄せする形でスタートしましたが、寄り付き近辺が高値となり、戻り売りに押される展開となりました。10時を回ると売りが一巡して再度上値を伺いましたが、後場がスタートすると円高が進行し、一転値を消す展開となりました。
ドル円106.58円がターゲット
ドル円は11月6日の114.73円以降は現在三段下げの5波動目に入っています。114.73円~①~110.84円~②~113.75円~③~108.28円~④~110.47円~⑤~108.05円です。最初の1波が3.89円、次の3波が5.47円であり、足元の5波は1波程度の円高とすれば、106.58円がターゲットとなりえます。
トランプ大統領が同盟国であっても報復関税を課す構えをみせていることがドルの上値を押さえていますが、日柄は11月27日の1波のボトムを中心に左右53日の対等日柄が本日到来します。
日経平均のPERは13倍割れ
一方で、足元で進む第3四半期決算は好調に推移しており、先週末段階で日経平均のEPSは1634円に上昇。日経平均のPERは13倍割れと割安感が出てきています。騰落レシオは73%台と昨年4月以来の低水準に落ち込んできました。今回の急落における売買代金のピークは今のところ先週6日の5.6兆円です。
現在のもたつきは天与の買い場
一昨年6月安値から昨年4月安値までがちょうど200日。そこから先週6日が199日と対等日柄でした。6日安値(2万1078円)を死守するならば、現在のもたつきは天与の買い場ではないかと思われます。
目先的な底入れ確認には急降下している5日移動平均線をまずは回復する必要がありますが、ここで弱気する理由は私には分かりません。下げて強気です。
日々勇太朗
コメント