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陰線も一目均衡表転換線がサポート
米国市場の反発を受けた昨日の東京株式市場は買い優勢でスタートしました。9月配当取りの買いや再投資に対する期待も高まったものと思われます。しかし、寄り付き直後に高値をつけた後は横ばい推移となり、その後時間の経過とともに利食い優勢となりました。日足は陰線形成で5日移動平均線を2日連続で下回る状態ですが、一目均衡表では転換線がサポート機能を発揮した形で押し目形成と見えます。
配当落ち約160円埋められるか
一方、TOPIXも同様に陰線形成ではありますが、ザラ場では4月高値を上回りました。特にトレンドに大きな変化は見られません。本日は配当権利落ち日です。配当落ちは約160円だそうですが、どこまで埋められるのかに注目です。
ケミプロ化は出来高変化
個別ではケミプロ化成(4960)に注目してみます。前日まで全く出来高がありませんでしたが、昨日突如急騰し大商いとなりました。特に新たな材料が見当たらないため、この動きが継続するかどうかは分かりません。突如の人気化には首を傾げるばかりです。しかしこの出来高の変化!8月相場の低迷から9月相場の活況を誰が想像したことでしょう。
高値抜けから一段高期待
それと同様に枯れ切った株価が突如人気化するこの大変化に注目します。日足を見ると押し目を待ちたい気持ちになりますが、週足をみればカップウィズハンドル形成からの上放れ。月足では8月の陰線を包む形で陽線が立ちました。5月24日の236円高値抜けから一段高期待です。尚、ロスカットは日足の窓埋めとなる206円に設定します。
日々勇太朗
by 株価チャート「ストチャ」
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