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トウバも気にする必要なし
昨日の東京株式市場は反発し、日経平均株価は年初来高値を更新しました。ただ、寄り付きがこの日の高値となる下髭陰線形成。ローソク足は胴体部分がが極めて薄く(25円幅)、上髭がなく下髭をつけたトウバという形です。寄付きから大きく下げてから引けにかけて株価が戻るも、結局、寄付き付近で引けて終わるという動きであり、このような場合は相場の転換が起きるかボックス相場に入るかのサインと言われていますが、下髭が70円幅と極めて小さく、気にする必要はなさそうです。
押しは浅く相場は強い
2万4000円台に乗せてきたことで、昨年10月高値が視界に入りつつあり、戻り売りなども出ている模様。また、海外勢がそろそろクリスマス休暇入りする時期でもあり、盛り上がりに欠けますが、押しは浅く相場は強いという印象です。先週金曜日の急騰でMACDがゴールデンクロスし、新値3本足も昨日で陽転3本となってきました。収斂していたボリンジャーバンドが足元急拡大してきており、トレンドは明らかに上を向いています。
月足は陽線を継続
月足は陽線形成を継続しており、4カ月連続を目指す展開に見えます。3本で止まるケースでは調整入りの可能性も出てきますが、4本以上連ねるケースでは何本も連ねるケースが多いため期待したいものです。
日々勇太朗
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