目次
後場高値近辺に引き戻す
17日の東京市場は反発しました。日経平均は113円高です。前日の米株市場で主要3指数が最高値を更新した流れを受け、買いが優勢でした。前場は利益確定売りに伸び悩んでいましたが、後場は押し目買いにきょうの高値近辺まで引き戻す底堅い動きです。米中摩擦は緩和方向で米国や中国の経済指標改善を受け世界景気減速への懸念が後退しており、上海株や香港株など中国やアジア株が上昇したこともフォローになりました。
中小型に出直る銘柄増える
全般リスク選好ムードで先高感が強く、中小型株にも動きが戻っています。サンバイオは前日に続いてストップ安ながら、悪影響の広がりは見られず、出直る銘柄が増えてきました。IPOもウィルズは買い気配、フリーも初値を上回って引けるなど前日のような波乱はなく、年末に向け値動きのいい中小型株の循環物色が続きそうです。
確実に利益確定して短期で回す
ただ、資金の逃げ足の速さには注意が必要で、パスコ(9232)を利益確定、チエル(3933)、スバル興(9632)の損益を確定するなど銘柄の絞り込みをかけました。一方で手間いらず(2477)やラクーンHD(3031)、フルヤ金(7826)などに追撃買い、MSOL(7033)、アンビス(7071)を買い直し、プロレド(7034)に打診買いを入れています。噴き値は確実に利益を確定し、短期で回していきたい考えです。
by 株価チャート「ストチャ」
大阪・船場発の経済情報マガジン 経済市場新聞 economypress
コメント