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下落当然ながら下放れれば売り転換
昨日の東京株式市場は4日振りに反落しました。今週3日間で2993円幅、率にして18%上昇しましたので、ここでの下落は当然です。日足は前日の陽線に陰線が孕んだ形です。明日、下放れて始まれば売り転換となりますので注意が必要です。
利食い売りに対して配当取りの買い
昨日、価格帯別売買代金を提示しましたが、買い戻しが一巡したのであれば、1万6000円台から1万9000円台の約40兆円の売買代金が利食い売りや戻り売りとして出てくる可能性が高まります。ただ、本日が3月決算の配当権利付き最終売買日であり、配当取りのための押し目買いも入るでしょう。更に来週火曜日が年度末となりますので、ドレッシング買いも予想されるところ。
注目は米失業保険申請件数
注目は26日に発表される米失業保険申請件数です。各社バラつきはありますが、市場予想が先週から40万人増えて150万人になっています。アメリカの年間雇用者数が約200万人ですので、1週間でその8割が職を失うという予想です。アメリカは支援も早いですが、解雇も早い、日本では考えられない国ですね。となると、来週金曜日に発表される米3月の雇用統計がどんな数字になるのか!?
二番底形成へ向かう可能性も
株価は取り敢えず一番底は付けましたが、雇用統計次第では再度二番底形成へと向かう可能性もある訳です。日経平均は38.2%戻しを達成後押し目が入った訳ですが、雇用統計が発表される来週末までに一旦買いポジションを畳んでおきたいところです。
日々勇太朗
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