日本テレによるスタジオジブリの買収【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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ベストな選択だったのだろう

アニメフアンとしては驚きつつ、仕方ないと思ったニュースが日本テレビによるスタジオジブリの買収。
宮崎 駿さんは82歳のご高齢ながらも新作「君たちはどう生きるか」を公開させ衰えを感じさせないが、やはり後継者難が最大の課題。経営を安定させる意味では日本テレビの傘下に入るのがベストな選択だったのだろうと思う。今後はテレビアニメの制作を復活させることなので「名探偵ホームズ」などのようなテレビアニメが再び見れるのを楽しみにしている。

資産の食いつぶしだけで終わらない

ただ期待ばかりではなく不安もある。ルーカスフィルム・リミテッドは2012年にウォルト・ディズニー・スタジオに約40億ドルで買収されたが、その後、乱発された「スターウォーズ」の続編はガッカリさせられ、ルーカスフィルム初の完全新作で印象に残るものは生まれて来ていない。
今回のジブリの日テレ傘下入りでは、庵野 秀明監督が熱望している「風の谷のナウシカ」続編の制作実現も期待したいが、過去の資産の食いつぶしだけで終わるのだけは避けて欲しい。

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